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小宮英夫(2)

小宮英夫(Hideo KOMIYA)画歴
●1950年 埼玉県浦和市に生まれる ●1975年 東京芸術大学美術学部絵画科(油画・彼末宏教室)卒業、グループ展(東和画廊・銀座) ●1978年 春陽展初入選 ●1979年 春陽展(大阪展)にて読売新聞社賞受賞 ●1981年 個展(ギャラリートミタ・広島) ●1989年 春陽展(大阪展)にて大阪市長賞受賞 ●1992年 春陽展にて奨励賞受賞、現代日本美術選抜展(主催・文化庁)、個展(画廊宮坂・銀座) ●1993年 第70回記念春陽展にて奨励賞受賞 ●1994年 春陽展にて奨励賞受賞、個展(画廊宮坂・銀座) ●1995年 春陽会会員に推挙される、個展(紀江画廊・銀座) ●1997年 個展(紀江画廊・銀座)、二人展(志摩画廊・京都) ●1999年 春陽展にて中川一政賞受賞、七人展(ギャラリー惣・銀座)
■個展・グループ展多数■春陽会会員
このページでは、春陽会会員・小宮英夫さんのご紹介をいたします。(1999年8月1日・取材)
文責:はる

永く愛着をおぼえてきたものたち、植物・昆虫・化石などの博物学的なモチーフが登場する幻視世界をずっと描いてきました。言うなれば幻想絵画ということになるのでしょうが、幻想自体は作品の目的ではありません。あえて言えば、主題を画面に定着させるための、それは「手続き」のようなものでしょうか。

日常的な生の奥にあるはずの、私にとっての現世の事象や時間の真の意味に到達したくて、あるいは日常の生活感情とは別の生の深層にひそむ情念にかたちを与えたくて、作品を描いています。そして、そのためにこそ私の拠っている「方法」が幻視世界の描写です。これは十九世紀末から今日まで、内外に多くのすぐれた先人を見出すことの出来る方法ではありますが、私の場合、シュールレアリストというよりも、どちらかと言えば象徴主義の作家に近い立場にあるのではないかと自覚しています。

ただこのようにして描き出された画面の語るものが、私にとっての、すなわち「私にとってだけの」世界の意味であり、「私にとってだけの」情念のかたちであるにとどまるとしたら、それは芸術作品として十分とは言えませんから、やはり同時代人と心の深いところで共有し合える内容を持つ作品でありたいと、つねづね思ってはいます。(小宮 英夫)


アトリエ
奥の壁の恐竜の写真に注目!なんと、小宮さんは恐竜好きなんだそうです。

小宮英夫さん

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